同じ案件が複数のASPにあるとき、どれを選ぶ?7つの判断基準
検索すると「この案件はA社にもB社にもある」ということがよくあります。報酬額が同じなら、どちらを選んでも同じでしょうか。実は、実際に受け取れる金額を左右するのは報酬額以外の条件です。
報酬額が同じでも、手取りは同じにならない
同じ広告主の案件が複数のASPに出ているのは珍しいことではありません。当サイトで案件名を検索すると、複数のASPが並んで表示される案件がいくつも見つかります。
このとき「報酬額が高い方」だけで選ぶと損をすることがあります。アフィリエイトの報酬は、成果が発生してから承認されて初めて確定するからです。報酬額が高くても承認されにくい条件なら、実際の手取りは低い方が上回ります。
比較すべきポイントを7つ挙げます。
1. 報酬額
もちろん基本です。ただし、これは提携後に管理画面で確認するもので、外から見えるとは限りません。当サイトでも報酬の金額そのものは掲載していません(頻繁に変わるため、古い金額を出すと誤解を招きます)。
2. 報酬形態(定額か定率か)
同じ案件でも、ASPによって「1件◯円」だったり「売上の◯%」だったりすることがあります。
- 高額商品を扱うなら定率の方が伸びる
- 単価の低い商品なら定額の方が確実
自分の記事で紹介する商品の価格帯で選んでください。ASPごとの傾向は定額報酬と定率報酬の構成比にまとめています。
3. 成果地点(どこまで進んだら報酬になるか)
見落としやすく、しかし一番影響が大きいのがここです。
- 「申込完了」で成果
- 「初回利用完了」で成果
- 「面談実施」で成果
- 「商品発送」で成果
同じ広告主でも、ASPによって成果地点が違うことがあります。地点が手前にあるほど成果は発生しやすくなります。報酬額が2倍でも、成果地点が遠ければ発生数が半分以下になることは珍しくありません。
4. 承認条件と承認率
成果が発生しても、広告主が承認しなければ報酬になりません。「キャンセル・重複は否認」「初回申込のみ有効」といった条件はASPの案件詳細に書かれています。承認率が公開されているASPもあるので、確認できるなら比較材料になります。
5. Cookie(クッキー)の有効期間
読者がリンクをクリックしてから、何日以内の申込を成果として認めるかの期間です。長いほど有利になります。検討期間が長い商材(車・保険・不動産・高額スクールなど)ほど、この差が効いてきます。
用語メモ:Cookieは、リンクを踏んだ人のブラウザに「このブログ経由で来た」という印を残す仕組みです。有効期間を過ぎるとその印は消え、後日申し込まれても報酬になりません。
6. 特別単価(特単)の交渉余地
一定の成果が出ると、通常より高い報酬額を提示してもらえることがあります。これを特別単価、略して特単と呼びます。担当者が付きやすいASP、成果が集まっているASPの方が交渉は通りやすくなります。
最初から気にする必要はありませんが、同じ案件で成果が伸びてきたら、ASPの担当者に相談してみる価値があります。
7. セルフバックの可否
自分でも申し込んで体験談を書きたい場合、セルフバックに対応しているASPを選ぶ必要があります。同じ案件でも、ASPによって本人申込の可否が違います。
当サイトの案件ページでは、取扱ASPごとにセルフバックの可否を表示しています。ジャンル別の傾向はセルフバックできる案件はどのASPに多い?にまとめました。
実務的なおすすめ手順
- 当サイトで案件名を検索し、扱っているASPを把握する
- 候補のASP両方で提携申請する(提携自体は無料で、しておいて損はない)
- 管理画面で報酬額・成果地点・承認条件・Cookie期間を見比べる
- 条件のよい方のリンクを記事に貼る
- 成果が伸びてきたら特単を相談する
途中でASPを変えるときの注意
条件のよいASPが見つかって乗り換える場合、記事に貼ったリンクを必ず差し替えてください。古いASPのリンクを残したままにすると、そちらで成果が発生し続けたり、提携解除後にリンク切れになったりします。
どの記事にどの案件のリンクを貼ったかをメモしておくと、この作業がとても楽になります。
よくある質問
1つの記事に複数ASPのリンクを貼ってもいいですか?
技術的には可能ですが、同じ案件で複数貼る意味はほとんどありません。読者を迷わせるだけなので、条件のよい方に絞るのが普通です。
提携申請はどちらか一方だけにすべきですか?
両方に申請して問題ありません。提携したうえで比較し、使う方を選べばよいだけです。
成果地点はどこで確認できますか?
ASPの管理画面にある案件の詳細ページに記載されています。ASPによっては提携後でないと詳細が見られないことがあります。
特別単価は誰でも交渉できますか?
一定の成果実績が前提になることがほとんどです。まずは通常単価で成果を出し、継続的に発生するようになってから相談するのが現実的です。
※ 記事内の件数・割合は、当サイトが各ASPの管理画面で確認できた範囲の実測値です。 ASPの公称値や全取扱数とは異なります。案件の条件は予告なく変更されることがあるため、 最終的な内容は必ず各ASPの公式情報でご確認ください。